HAZET JAPAN BLOG

HAZET製品Youtube動画紹介-TAKUYA ONLINE様

HAZET製品Youtube動画紹介-TAKUYA ONLINE様

YouTubeで、『ROOM 0117 / TAKUYA ONLINE』さんがHAZET商品をレビューしていただいていたのを見つけたので、ご紹介させていただきます。 『ROOM 0117 / TAKUYA ONLINE』さんは、自転車のセルフメンテナンスやカスタムを中心に動画を作成している方で、かなり本格的なカスタム自転車を制作してブログにもアップしています。 ご紹介いただいた商品は、HAZET 810T/6 のトルクスドライバーセット 6本組です。動画内では、トルクスドライバーの使用感や、今まで使用していた工具との比較などがわかりやすく説明されています。 丁寧に箱から取り出して並べていただいているこのドライバーのHAZET3コンポーネントハンドルは、断面がゆるやかな三角形の形になっているので、不意に転がって落ちるのを防ぐ形状になっています。 HAZETのドライバーの先端チップはクロムバナジウムモリブデン鋼で、最適な熱処理技術で強化されています。そのため、非常に食いつきが良くネジをしっかりホールドしてくれ、その様子が動画内でも紹介されています。 吊り下げ穴にドライバーを差し込んでトルクをかけて緩めるなど、面白い工夫もされていますが、トルクのかけすぎは気を付けてください。【※品質保証規定外の使用方法ですので、ご注意ください】 トルクをかけて使用できるドライバーは、810Uシリーズなどの、六角レンチをかけて回せるドライバーがあります。 自転車のカスタムをする TAKUYA ONLINE様の動画には、HAZET以外の工具の紹介などたくさんの動画を投稿されています。他にも、HAZET製品のレビュー動画などがありましたら、またご紹介させていただきます。 ROOM 0117 / TAKUYA ONLINE セルフメンテナンスノススメ カーボンやアルミを使用した自転車などは、適切な規定トルクで締めないと本体を傷つけてしまう恐れがあります。また、サドルとシートポストの固定バーなども、必要以上のトルクで締めると歪んで走行中の事故の恐れがあります。 自転車のカスタムを趣味にされる方は、どうぞHAZETのトルクスドライバーやトルクレンチもご利用ください。

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YouTubeで、『ROOM 0117 / TAKUYA ONLINE』さんがHAZ...

ドイツHAZET 工場紹介

ドイツHAZET 工場紹介

ドイツHAZETの工場紹介   HAZET 工場紹介 本社 HAZET JAPAN公式サイトの中でひっそりと投稿しているブログ愛読者のコアなHAZETファンの皆さんでも工場について詳しい方はいないのではないでしょうか。 というわけで今回は更にマニアックになっていただくためにHAZETの工場をご紹介していきます! HAZETは現在ドイツ国内に4つ工場を所有しています。それぞれ役割が異なっているため製造されている商品も違います。第一・第三・第四工場がレムシャイドという町にあり、第二工場だけ車で1時間強離れたハインスベルクという町にあります。その都合上、本ブログの一番最後に紹介します。   先ずは第一工場 ここがHAZETの本社となっており社屋に工場が隣接しております。ドイツらしい落ち着きのあるアースカラーにHAZETブルーが際立っていました。 こちらの工場では鍛造・切削加工・熱処理加工が行われており、プライヤーやレンチ類が製造されています。 定評のあるHAZETの鍛造技術の全てがここにあります。大小2台の鍛造機械があり、そこで熟練の職人が熱した鋼材を成形していきます。鍛造時には大きな圧力がかかるため、耳栓が必須となるほど大きな衝撃音が発生します。 その後、型から抜かれ細部の形成や磨きあげが行われていきます。鍛造型も自社内で製造・修正を行い、短サイクルで交換しながら現寸法の厳しい管理が行われています。精度の確認は勤続数十年以上の大ベテランが行っており、その卓越した能力から現場では“ホークアイ”と呼ばれていました。 (レンチ製造工程の詳細についてはこちらのブログで紹介しています) 本社にはオフィスの他に600㎡の広々としたショールームがあり、初期の頃から最新の工具まで数多くの製品が展示されており、さながら博物館のようでした。 ショールーム   続いて第三工場   160STや179Nといったツールトローリーが製造されています。 引き出しタイプのツールトローリーは大まかに以下のような工程で製造されます。 鉄板のカッティング>鉄板の曲げ加工>本体外枠の溶接・組み立て>塗装>引き出やシャーシ等パーツの取り付け このうち2番目の折り曲げ加工までは、機械による自動化が進んでおり人の手を介すことはほとんどないのですが、それ以降の工程は機械との協同作業となっています。しかも人間が補助的に作業をしているというよりは、むしろ職人が手作業で仕上げている部分が大きくHAZETがいかに品質を重視しているかが伝わるかと思います。 このうち2番目の折り曲げ加工までは、機械による自動化が進んでおり人の手を介すことはほとんどないのですが、それ以降の工程は機械との協同作業となっています。しかも人間が補助的に作業をしているというよりは、むしろ職人が手作業で仕上げている部分が大きくHAZETがいかに品質を重視しているかが伝わるかと思います。   第四工場 ここではトルクレンチの組み立て・検査及び修理校正が行われています。 第一工場で製造された部品が運ばれてきて組み立てられ、レーザーによる品番やシリアルナンバーの刻印が終わった後、耐久性・トルク値の検査をします。...

ドイツHAZET 工場紹介

ドイツHAZETの工場紹介   HAZET 工場紹介 ...

ケルンハードウェアショー2024 訪問

ケルンハードウェアショー2024 訪問

ドイツで開催された国際ハードウェアショーの様子と日本未公開の新商品をご紹介します!   国際ハードウェアショーとは ドイツの西側に位置するケルンにあるケルンメッセで隔年開催される世界有数の道工具見本市です。 今年は2024年3月3日~3月6日に開催され、世界中から3200人を超える出展者が集まり最新の製品などを公開していました。   ケルンメッセは世界で7番目に大きい展示場で東京ビッグサイトの約2.5倍と聞くとその規模が伝わるでしょうか。 ヨーロッパはもちろん中国や台湾、インド企業もかなり出展しておりアジアの存在感は強かったです。 工具の他、金具や作業着などで会場は満ち溢れていました。私たち同様、世界中から最新情報を求め38000人以上が来場しました。 Vigorについてはこちら   ここからはHAZETブースで発見した新商品をお届けしていきます!   まずは工具バッグセット191T-1/51 & 191T-2/89 持ち運び可能なカバン使用となっており内部には工具を収納する仕切りがあります。 セットになっている工具をしまっても余裕がある大きさなので、他によく使用する工具を入れることも可能です。 絶縁工具セットと通常工具セットの2種類があります。 こちらはまだ販売を開始していないので続報をお待ちください。   続いては今回の目玉製品Newトルクドライバー 6004/6005シリーズです。   側面に窓が出来たことでトルク設定値の視認性がUP。さらに後ろのダイヤルを回すだけでトルク値が簡単に変更できます。 ラチェット機構が搭載され、正逆切り替えも可能です。各シリーズごとに2種類設定があり0.02-10Nmまでをカバーします。 こちらは間もなく販売開始いたします! 今回の展示会でイノベーションアワードを受賞したこちらの製品 イノベーションアワードとは新しいアイデアや優れたデザインをもつ革新的な製品に贈られる賞です。  ...

ケルンハードウェアショー2024 訪問

ドイツで開催された国際ハードウェアショーの様子と日本未公開の新商品をご紹介します!   国...

ドライバー(スタンダード)

ドライバー(スタンダード)

工具の中で最も一般的と言えるドライバーはプロの作業においても、趣味の世界でも、ご家庭でも多くの方がご使用されているでしょう。安いドライバーはナメ易いとか、チップも先端にネジヘッドを付けても抜けないフィット感が最重要などなど、一般的な工具だけに多くの意見が存在します。しかしながら、ドライバーによる作業で最も重要な要素は、ネジに対し垂直に押しながら回すという作業者側にあります。一般的には押し:回しは7:3などと言われます。 これは基本的な事であって、ネジの素材(硬い/柔らかい)やネジの結束具合や腐食による固着具合(固い/緩い)などにより比率は変わってきます。但し、変わらないのはネジに対し垂直に押して回すという動きです。HAZETにグリップバリエーションが多いのは、求められる作業シーンに合わせて押して回す作業を最適にサポートするという考えからです。      HAZETのドライバーはグリップ形状とそのコンセプトにより特徴が異なる以下の5種類がラインナップされています。(精密ドライバー、T-ハンドルドライバーを除く)ブレードは全て丸軸のシルバーメッキ(艶消しクロムメッキ)仕上げ、チップは腐食防止の黒染めもしくはシルバーコーティング仕上げとなっています。 ●長年変わらぬ人間工学に基づきデザインされた三角形(おにぎり型)の形状と黒色樹脂製を踏襲する803シリーズtrinamic®Screwdriver ●握った際に掌の圧力を分散しつつ より強い力の伝達や早回しなど操作性を追求した六角形の形状の802シリーズHEXAnamic®Screwdriver ●HEXAnamic®の3種類の樹脂を使い分ける(3-コンポーネントコンセプト)ことで高めたグリップ力とブレード保持力、trinamic®の形状を踏襲しスリム化したハンドルにインパクトキャップを配した810UシリーズScrewdriver ●コストパフォーマンスを追求しつつ、3-コンポーネントコンセプトや803シリーズtrinamic®シリーズの形状を踏襲し、落下防止や吊り下げ用の穴を追加した三角形グリップの810シリーズ ●作業性と早回しに対応したスタビータイプで、2種類の樹脂を使い分け人間工学に基づくデザインと落下防止吊り下げ用穴を追加した801NKシリーズ 全てのシリーズにおいて、ドライバーに求められる 握る、押す、回すという動作を想定したグリップ形状の最適解を追求しています。 この他にも、ナットドラーバー/T-ハンドルドライバー/ビットドライバー/ビットホルダー/ラチェットドライバー/インパクトドライバーなどがラインナップされています。 こちらはまたの機会に。    【803シリーズ trinamic®の特徴】  ①最適な焼き入れと腐食防止のブラックコートが施されたチップ  ②人間工学に基づき握り易さを実現したtrinamic®(独自の三角構造)  不意の転がりを防止する効果もあります  ③油が付いた手でも滑りにくくすべく、適度なざらつきを残した表面処理  ④ブレードに圧入/溶着されたヘックスボルスターでよりパワフルな動力伝達が可能  ⑤ブレード側のスリムなスピニングエリアは早回し時に効果を発揮します  ⑥耐熱/耐溶剤性/耐衝撃に優れた専用樹脂による1-コンポーネントハンドル     【803シリーズの商品ラインナップ】   マイナスドライバー品番末尾の数字は、ブレード幅(mm)を意味します。  マイナスドライバー,803-S55,803-80~140  プラスドライバー,803-PH3,PH4はボルスター付きです。 【802シリーズ HEXAnamic®の特徴】  ①ボルトへの喰いつきを高めた表面仕上げと腐食防止のシルバーコートが施されたチップ ...

ドライバー(スタンダード)

工具の中で最も一般的と言えるドライバーはプロの作業においても、趣味の世界でも、ご家庭でも多くの...

ポルシェ・カレラカップジャパン2023第9戦 特別観戦レポート

ポルシェ・カレラカップジャパン2023第9戦 特別観戦レポート

ポルシェ・カレラカップジャパン2023 第9戦に、HAZET CLUB会員への特別な観戦チケットプレゼントで当選されたお客様をご招待しました。今年はコロナ感染拡大防止措置が緩和された影響もあり、昨年とは違い大変盛況になりました。 ・勢ぞろいしたカップカーの前で撮影 ・よく晴れてとても暑い日になりました ご招待したK様は、毎年スーパーGTを観戦されているということでしたが、パドックへの入場は初めてだったそうです。そのため、非常に満足された様子でした。レース当日の朝8:00にゲートがオープンした後、受付はカレラカップホスピタリティラウンジで行われました。 ・カレラカップホスピタリティラウンジ受付 ・K様にラウンジにて受付をしていただきました 本日のイベントでは、SUPER GTの予選が終わった後にPCCJ(ポルシェ・カレラカップジャパン)第9戦が開催されました。SUPER GTの公式練習の間には、PCCJの特別なピットツアーも企画されていました。 ・ピットツアーの様子 ・コントロールピットに入ってクルーになった気分を味わって頂きました ・SUPER GTのレースクイーン ・生のドライバーにも近くで見れました K様は、このピットツアーでレース関係者のような特別な体験ができたと大変喜んでいただきました。合間には、PCCJ専用のトランスポーターを見学され、その中のモニターでレース状況の特別説明も受けました。 ・PCCJ専有のトランスポーター ・PCCJピット内の様子 鈴鹿サーキットのラウンジテラスでは、幕ノ内弁当がランチとして提供されました。ラウンジのモニターでは、他のレースも観戦できました。また、PCCJのレース開始前にはグリッドウォークがあり、そこでカップカー、ドライバー、レースクイーンとの記念撮影も楽しめました。 ・ラウンジでランチ休憩 ・他のレースの観戦をしながらランチ ・グリッドウォークでの写真撮影 ・HAZETの167-3ワゴンが活躍していました K様は自動車関連の業界でお仕事をされているとのことで、仕事仲間から「頑丈な工具はHAZET」との評判を聞いて、HAZETの工具を愛用していただいています。当社のホームページや楽天シー・エス・シーダイレクトでのHAZET商品もご利用いただいております。 ・レースが終わったころにはすっかり夕暮れでした ・お疲れさまでした 今後もCLUB会員様にご満足いただけるよう、さまざまな企画を考えていきます。

ポルシェ・カレラカップジャパン2023第9戦 特別観戦...

ポルシェ・カレラカップジャパン2023 第9戦に、HAZET CLUB会員への特別な観戦チケ...

HAZETのセカンドブランド?

HAZETのセカンドブランド?

皆さんはHAZETにセカンドブランドがあることをご存じでしょうか?実は存在するんです。(Sn〇p-〇nでいうブル〇ポイントみたいな)HAZETでは高額過ぎると感じるユーザー層に向けた第二のブランドVIGOR(ビガー https://www.vigor-equipment.com/en/)を別会社として運営しています。HAZETのツールトローリー工場の敷地内にVIGORを設立しており、HAZET旧知のスタッフも散見され、私の目から見ればまさにセカンドブランドです。それなのに、HAZETはVIGORをセカンドブランドと呼ぶことはありませんし、HAZETサイト上でも知ることも出来ません。私はHAZETの経営層に何故セカンドブランドと公言しないのか? その方が売れるんじゃないの? と聞いたことがありました。HAZETの答えは、HAZETを名乗れるのはあくまでもHAZET品質をクリアしたドイツ品質のものであり、OEMをベースとしたVIGORは別の品質基準で作られたブランドであると考えているというものでした。そのため、VIGORはHAZETの品質管理の基本を受け継いだ別ブランドで、独自の品質基準でサプライヤーを選び、企画にまで関わり、ドイツ本国で厳しい品質管理(検査検品)のもとリリースされた独立ブランドであるとのスタンスなのです。 ※一部ハイエンドツールトローリーはHAZETから供給を受けています。HAZET=ハイエンド VIGOR=ミドルエンド の位置づけで商品展開を行っています。     VIGORは日本で買えるの?現在は楽天市場内のショップ”シーエスシー ダイレクト(https://www.rakuten.ne.jp/gold/c-s-c/)でのみ一部販売しています。HAZET-JAPANの運営母体である(株)シー・エス・シーではHAZET同様、VIGORの輸入販売権を保有していますが、これまではHAZET販売にのみ注力していたため、情報発信してきませんでした。しかしながら、今後学生さんや入社間もない方などお客様によってHAZETの導入ステップとしてVIGORをご提案し、VIGORユーザー様がHAZETへグレードアップされる際にはご購入支援できるようなサービスも考えております。皆様のニーズが高まれば、楽天店舗”シーエスシー ダイレクト”にて本格販売を検討する予定です。 ※残念ながら、現在商社様や販売店様への卸販売の計画はございません。もちろん、常に仕入れることは可能ですので、お取り寄せは常時対応可能です。 ご興味ございましたら、ご遠慮なく当サイトお問い合わせフォームよりお問い合わせ下さい。   楽天 CSCダイレクトにて販売中  楽天VIGORページはこちら>> 

HAZETのセカンドブランド?

皆さんはHAZETにセカンドブランドがあることをご存じでしょうか?実は存在するんです。(Sn〇...

OEM

OEM

HAZETができること(OEM/ダブルネーム/パートナーシップ) MADE IN GERMANY に強いこだわりを持つHAZETは、総合工具メーカーにありがちな生産パートナーからのOEM供給は限りなく少なく、その殆どをドイツ内の自社工場で生産します。一般的なDIN/ISO規格以上の社内規格により、厳しい品質管理のもと内製に拘っています。HAZETのカタログの各商品欄にMade in Germanyと表記しているのは、高い自負の現れでもあります。 今回は視点を変えて、自社工場生産だからこそHAZETが出来る事にフォーカスします。【OEM/ダブルネーム】自社内で材料切断/鍛造/加工/熱処理/メッキ/板金加工/塗装を行いますので、場合にもよりますが相手先ブランドOEMやダブルネーム、指定色対応が小規模ロットから対応が可能です。鮮やかなHAZETブルー(ハゼットブルー)が特徴のHAZET-TOOLSですが、以前にもブログで触れた通り、相手先ブランドの指定色やダブルネーム対応が可能です。 有名欧州車CIカラーや欧州有名メンテナンスガレージなどの対応実績も多数あります。 もちろん、日本のお客様への対応実績もあります。トルクレンチも工具メーカーやツール/EC販社向けOEM供給、産業機械メーカー向け専用工具としてOEMやダブルネーム製品を供給し続けています。 こちらも日本国内でダブルネーム対応モデルの供給を行った実績もあります。汎用性と実用性で日本でも大人気商品となっているトートトレー190L-1も相手先指定色やダブルネームの対応が可能です。   【専用特殊工具/SST】どちらかというと、HAZETはこちらのイメージが強いかもしれません。日本でのHAZETというと、アフターメンテナンス/整備用工具のイメージが強いですが、欧州自動車メーカーでは生産ラインでの組立用工具やトルク管理ツールとして数多く採用されていますし、各社正規ディーラーでの整備用工具としても採用されています。このような欧州自動車メーカーとの強力なパートナーシップにより、車両設計の都合上アクセス困難箇所や特殊なネジを採用されている箇所、指定外の業者に触られることを嫌う箇所などの整備用に、自動車メーカー専用(専用品番を採番)特殊工具/SSTの設計製作から供給までをおこなっています。新車などの専用工具はメーカー正規ディーラーの整備士さん以外が目にすることはありませんが、一定の契約期間が終了した後、HAZET型番を採番し標準カタログに掲載され、一般ユーザーへ供給が可能となります。プロが長く使用する特殊工具だからこそ、自動車メーカーはHAZETを選んでいるのです。 【パートナーシップ】HAZETは多くの企業や施設とパートナーシップを結び、モノづくりやメンテナンス用工具を提供/供給しています。契約度合いや各社方針により全ての協力企業ロゴをお見せ出来ないのが残念です。モータースポーツへの取り組みも盛んで、特にポルシェモータースポーツへの世界的な協力は有名です。2019年にはオフホワイトを基調としたポルシェモデルの工具3点(トルクレンチ・エアインパクト・携帯工具セット)をリリースし、日本でも大好評となりました。ニュルンベルクサーキットにもHAZETのロゴが大きく掲示されています。日本でもHAZET-JAPANがHAZETに成り代わり、ポルシェカレラカップジャパンをスポンサードしています。もちろん、それ以外の多くの企業(画像参照)ともダブルネームや相手先ブランドOEMなどを行っています。 【HAZET-JAPANができること】日本においても、HAZET-JAPAN仲介により、多くのパートナーシップ実現が可能です。また、日本国内での柔軟な対応が可能なHAZET-JAPANが独自に生み出したサービスを提供致します。HAZET-JAPANオリジナルサービス①トルクレンチ/エアツールのHAZET公認メンテナンス(修理校正)②自社倉庫での流通在庫による安定供給②日本における品質保証③法人向け工具リース④法人向け工具レンタル⑤ブランディングサイト(HAZET-JAPAN)の管理HAZET-JAPANは歩みを止めず、皆様により良いサービスの提供をお約束します。 【徹底した品質管理】HAZETでは定期的に抜き取り検査(破壊検査)を行っています。特にレンチ類は限界トルクに達した際にショックを伴い破損することは、作業者の安全に大きな影響を及ぼします。(ショックによる手の怪我や飛散による怪我、ワークの破損)

OEM

HAZETができること(OEM/ダブルネーム/パートナーシップ) MADE IN GERMAN...

ラチェットレンチ

ラチェットレンチ

2019年から徐々にモデルチェンジを行い、2022年にシリーズが完全リニューアルされました。根底に流れるDNAは変わらず、DIN/ISO規格を大幅に上回る 強さの目安となるピークトルク(静荷重)と耐久性の目安となる繰返負荷(動的負荷)と、力が掛けやすく滑りを抑制した樹脂グリップがさらに進化しています。耐久性における唯一の弱点であったラチェット切替レバーも破損/脱落を防ぐべく、パウル保持の内部パーツと一体化されています。軽く加工性に優れたクロームバナジウム鋼を鍛え、成形して精度の根幹をなす鍛造。強度と粘りを両立するための焼入れ~焼戻し、滑りを抑制する樹脂グリップや梨地処理。コンビネーションレンチ同様の拘りのもと、全てドイツの自社工場で生産されています。 先ずはラチェットハンドルの生産工程をご紹介します。母材型抜き→鍛造→型抜き→外周研削→焼入/焼戻し→サンドブラスト(仕上)→ニッケルクロームメッキ→ラチェット組立→ハンドル取付 がおおよその工程です。 【高トルク/高耐久性へのこだわり】HAZETが考える人間工学=限界トルクに達した際に衝撃を伴って破損/破断し作業者の安全を脅かさない、という思想のもと設計されています。また、プロユースでトルクフルに長く使えることも大きな拘りです。 特にモデルチェンジでラインナップに追加されたHPシリーズは、HAZETの思想を高いレベルで実現したハイエンドモデルです。ソケットに接続されるスクエアドライブからダイレクトに荷重を受けるラチェットホイール(外歯歯車)はHAZETの設定したピークトルクに耐え得る外径と面圧を分散する90ギヤ構造です。それを十分受け止めるボディーはヘッドの厚みやハンドルの太さなど強度に重きを置いたバランスの最適解となっています。もっとスリムに、もっと薄く、といったニーズはもちろんHAZETも理解していますが、デザインや使い勝手を優先し耐久性において社内規格を下回る商品を作ることはありません。 HAZET流の人間工学的思想のもと、プロユースで長く使っていただけるものを提供しています。     【グリップ/梨地仕上げ】梨地仕上げのボディーにブラック/HAZETブルーの樹脂グリップが見た目における最大の特徴であり、実用性への拘りです。樹脂グリップの適度な太さと滑り止め凹凸加工により、作業時のグリップ力を最大限にサポートし、ボディーの梨地により光の反射を防止します。   【軽快なギアフィーリング】頑丈な造りと高耐久性から重々しいフィーリングと思われがちですが、送り操作時の軽快なフィーリングは特筆ものです。操作性に優れ、音でも魅了してくれる、魅力的な工具です。是非動画でフィーリングをお確かめください。

ラチェットレンチ

2019年から徐々にモデルチェンジを行い、2022年にシリーズが完全リニューアルされました。...

コンビネーションレンチ/オープンエンドレンチ

コンビネーションレンチ/オープンエンドレンチ

HAZET150年以上の歴史の中で磨かれ蓄積されたノウハウが最も詰まった製品がレンチやソケットの鍛造品です。軽く加工性に優れたクロームバナジウム鋼を鍛え、成形して精度の根幹をなす鍛造。強度と粘りを両立するための焼入れ~焼戻し、滑りを抑制する梨地処理。簡単そうに思われがちですが、多くのこだわりが詰まっています。 今回はコンビネーションレンチを掘下げてみます。鍛造→型抜き→サンドブラスト(粗)→オープンヘッド/ボックスエンド加工→微細研磨→焼入/焼戻し→振動面取→サンドブラスト(仕上)→ヘッド研磨→ニッケルクロームメッキの工程(日本語カタログP.106)の中でも、代表的なこだわりを4つご紹介します。   【鍛造】社内で製作/修正を行う鍛造型とショートストローク油圧鍛造機械による鍛造工程でクロームバナジューム鋼を鍛えながら成形し、仕上げ加工を行う前提の全体のフォルムが決まります。 後工程で加工を施しますから、この段階で精度の根幹が作り出されます。鍛造型は全て内製で、精度を追求するため高速研磨加工により制作され、精度を維持するため4,000回という短いサイクルで鍛造型を交換します。この工程により、HAZETのオープンエンドの精度(公差)は、DIN/ISO規格よりも厳しく、強度は大きく上回る品質のベースが作り上げられるのです。 【熱処理】一般的に鋼材は焼入れしたものを冷ますことで硬さが上がっていきます。HAZETでは150年以上の内製ノウハウの蓄積により、強度と粘りを実現すべく、設定温度が異なる3段階の熱処理を行います。焼きなましは、急速に冷却することなく、時間をかけゆっくりと行われます。生産性以上に重要な、品質に関わる工程は絶対に妥協しない、モノづくりを徹底しています。残念ながら温度設定など社外秘に関わるこの工程の写真は公開できません。 【梨地仕上げ】 HAZETレンチで特徴的なマッドシルバーの梨地仕上げ。2段階のサンドブラスト処理で、きめの細かい梨地に仕上げています。梨地仕上げにより、①作業時のグリップ力アップ②光の反射防止③ボルト/ナットへの喰いつきアップ(ボルト接触面も梨地)④クロームメッキがしっかり定着を実現し、作業者の安全な作業をサポートします。マッドシルバーは梨地によるもので、ポリッシュ仕上げとなっているオープンエンド部は同一メッキですが光沢有るシルバーの仕上がりとなっています。 【徹底した品質管理】HAZETでは定期的に抜き取り検査(破壊検査)を行っています。特にレンチ類は限界トルクに達した際にショックを伴い破損することは、作業者の安全に大きな影響を及ぼします。(ショックによる手の怪我や飛散による怪我、ワークの破損)HAZETが考える人間工学とは、作業者の安全確保最優先です。限界トルクの高さが最大の特徴ですが、ショックをともなわず、たわみ(ねばり)、オープンエンドも破断せずねばりを伴い変形することと、その限界点のバランスを高いレベルで維持しています。

コンビネーションレンチ/オープンエンドレンチ

HAZET150年以上の歴史の中で磨かれ蓄積されたノウハウが最も詰まった製品がレンチやソケット...

訪問インタビューレポート GM AUTO

訪問インタビューレポート GM AUTO 滝澤さま

多くのHAZETユーザー様の中から、今回は東京都港区にてポルシェ専門ショップを経営されている、ジーエムオート代表の滝澤社長のガレージにお邪魔した様子をレポートしたいと思います。   滝澤さまはポルシェのパーツ、車体やレースカーの販売、車両のメンテナンスなどの傍ら、ポルシェカレラカップ ジャパンへ自らがステアリングを握りレースの参戦や911ガレージチームのチーム監督などもされています。 日本で事業を始める前は、ドイツのポルシェモータースポーツ社に従事していたそうで、その当時からのHAZETユーザーだという事でした。お邪魔してみると、ショールームには歴代のカレラ911がずらっとならんでいました。 ナンバープレートについているfvdというのは、ドイツのポルシェパーツメーカーのFVD Brombacherのロゴです。 さっそく奥においてあるツールトロリーですが、あれは世界限定100台で販売された179XL-7PDWですね。 限定なのでシリアルナンバー付きのものです。 隣接するファクトリーに移ってお話を伺ってきました。 ポルシェはHAZETが指定ツールになっているので、ツールはすべてHAZETのツールでそろえてありました。   “PORSCHE SERVICE” のロゴが付いた赤いツールトロリーは ”82147-PORSCHE” の品番でドイツのポルシェ純正メカニック向けに当時のツールトロリー主力モデルの180シリーズ(現在廃盤)をベースにポルシェCIカラーと “PORSCHE SERVICE” のロゴを付けて供給されていたものです。 日本でもドイツに準じ、ポルシェセンターメカニック様と公認メカニック様だけに限定販売していたものです。   ただ、既存のツールトロリーにツールホルダー等を使用していただければ、同じようにツールを横にかけることが出来ます。   Porche Serviceのロゴ入りは残念ながら非売品専用です。 HAZETのツールでお気に入りなところを質問してみました。 HAZETのトルクレンチは、トルクの精度が高く信頼性もあるので以前からずっと使用しているそうです。エアーツールはエアーラチェットがとても手になじんで使いやすいとの事でした。エアーインパクトレンチも使用しているそうですが、故障したことがないそうです。 タイヤレバーは特におすすめとのお話し。 使った時の耐久性が他のメーカーと群を抜き違うとの事です。...

訪問インタビューレポート GM AUTO 滝澤さま

多くのHAZETユーザー様の中から、今回は東京都港区にてポルシェ専門ショップを経営されてい...

HAZET(ハゼット)ツールボックス

HAZET(ハゼット)ツールボックス

大切な工具を収納・保管するツールボックスやツールケース。ハゼットはシートメタルの切断、型抜き、曲げ加工、溶接、塗装、組立をドイツレムシャイドの第二工場で行っています。ブランドの象徴となるツールトローリーですので、全てのモデルを自社工場の厳しい品質管理下で製造しています。ツールトローリーは全てのモデルにおいてキーシリンダーによる集中ドアロックとドロワー複数開放防止機構(1段ごとしか引き出せません)を標準装備しています。ボディーのハゼットブルーは光沢と耐衝撃性に優れたパウダー焼き付け塗装が重ね塗りされています。ハゼットブルーが象徴的ですが、実はRAL色見本の分だけカスタマイズ色の対応も可能です。 ポルシェやBMW、VWなどのCIカラーや指定色での特殊対応も行っています。HAZET JAPANでは個人のお客様へのHAZET JAPANサイトでの販売だけではなく、法人のお客様への販売/リース/レンタルサービスもご用意いたしております。

HAZET(ハゼット)ツールボックス

大切な工具を収納・保管するツールボックスやツールケース。ハゼットはシートメタルの切断、型抜き、...

ポルシェ・カレラカップジャパン2022第10戦 -鈴鹿サーキット-

ポルシェ・カレラカップジャパン2022第10戦 -鈴鹿サーキット-

HAZET CLUB会員様プレゼント企画のPCCJ(ポルシェ・カレラカップジャパン)2022 ラウンド10に、当選者のお客様をご招待してきました。 当日の鈴鹿サーキットはコロナ対策の徹底が厳しく、レース観戦は観覧席シャットアウトでした。 スケジュールは、朝8:00にゲートオープンしてすぐにF4の決勝レース、GTドライバーのトークショー、ピットウォークに続いてのポルシェ・カレラカップジャパン第10戦決勝レースです。 今回のレースカーのカラーリングはかなり派手でした。結構自由なようですね。レース前には、ポルシェのテントラウンジでプロドライバー影山アドバイザーによる鈴鹿コースの解説などがありました。スターティンググリッドでもプロドライバーさん達と写真を撮ったりできます。 午後は『鈴鹿サーキット60周年特別デモラン』として、グループCカーのデモランがありました。グループCカーとは、1980年代からの世界耐久レースで燃料100ℓ等の規制以外には排気量やエンジン形式に制限のないモンスタースポーツカーがたくさん生まれたグループのレースカーです。 時速は400kmを超えたともいわれ、自動車メーカー各社がその時の技術をすべてつぎ込んで戦ったと言われています。日本もちょうどスーパーカーブームだったと思います。 左の黒いレースカーが、1985年~86年の王者「ポルシェ962C」です。白いレースカーが、日産のNISMO NP35になります。後ろにかろうじて見えているのはチャージ・マツダの767Bです。ロータリーエンジンの音がとてもかっこよかったです。 鈴鹿サーキットで行われた耐久レースにちなんだイベントですね。 ポルシェ・カレラカップジャパンのご招待なのですが、当日開催のイベントやメインのGTレースのピットもピットウォークで全部見れます。 次回のプレゼント企画の時もぜひご応募してみてください。 この投稿をInstagramで見る HAZET-JAPAN OFFICIAL(@hazet_japan_official)がシェアした投稿

ポルシェ・カレラカップジャパン2022第10戦 -鈴鹿...

HAZET CLUB会員様プレゼント企画のPCCJ(ポルシェ・カレラカップジャパン)202...