大切な工具を収納・保管するツールボックスやツールケース
HAZETでは一般的にツールキャディー、ツールキャビネットと呼ばれる移動式工具箱の名称をツールトローリー(Tool Trolleys)とモバイルワークベンチ(Mobile Work Bench)の二つに大別します。
工具の収納/移動に特化したタイプのツールトローリー(9モデル)
移動式ワークベンチ/作業台タイプのモバイルワークベンチ(2モデル)
この他、ツールボックスと呼ばれる可搬式小型工具箱には
メタルツールボックス(1モデル)
プラスチックツールボックス(6モデル)
部品や工具の運搬と作業性向上を目的としたService Trolley
サービストローリー(3モデル)
エアゾール缶や工具の構内持ち運びに便利な通称オカモチの
トートトレー(1モデル)
がラインナップされています。
今回はツールトローリーにフォーカスして深掘りしたいと思います。
【自社製造への拘り】
HAZETはシートメタルの切断・型抜き・曲げ加工・溶接・塗装・組立をドイツのレムシャイド第二工場で行っています。
ブランドの象徴となるツールトローリーですので、全てのモデルを自社工場の厳しい品質管理下で製造しています。
【塗装への拘り】
美しいHAZET/ハゼットブルー。だけど、どうして引き出しは黒なの?
一般的な工具箱は全て同一色で塗装されていることが多いと思います。
HAZETツールトローリーは製造開始以来ドロワー/引き出しは一貫して黒塗装です。
ボディーのハゼットブルーは光沢と耐衝撃性に優れたパウダー焼き付け塗装が重ね塗りされています。
ドロワー/引き出しは耐衝撃性、耐摩耗性、対擦過傷に優れた高耐久パウダー塗装が施されています。
機能性と耐久性、創業以来のデザインの踏襲が今も続く青/黒ツートンカラーです。
自動化された塗装ラインで塗膜を管理し、RALカラーチャートによる色管理も徹底しています。
ハゼットブルーが象徴的ですが、実はRAL色見本の分だけカスタマイズ色の対応も可能です。ポルシェやBMW、VWなどのCIカラーや指定色での特殊対応も行っています。
【耐久性へのこだわり】
工具を満載にしたツールキャディーが長年使用するとフレームの歪みにより
引き出しの開閉にスムーズさを欠いたり、構内移動時の直進性が失われたりすることがあります。
HAZETではモデルごとに使用するシートメタルの板厚を最適化し、負荷が集中しやすい四隅のピラー部や下辺部の歪みを防止するために立体折り加工を施しています。このような構造を採用したのはHAZETが初でした。
HAZETのツールトローリーが同クラスのツールキャディーと比較し自重が重いのはこの徹底した耐久性への拘りによるものです。
【安全性へのこだわり】
移動を前提としたツールトローリーにおいて、移動中の引き出しの不意の飛び出しによる怪我や工具満載の引き出しを一度に複数段引き出すことによる転倒事故はあってはならない事態です。
HAZETツールトローリーは全てのモデルにおいてキーシリンダーによる集中ドアロックとドロワー複数開放防止機構(1段ごとしか引き出せません)を標準装備しています。
更に179N以降の上位モデルでは、引き出しの不十分な収納による不意の飛び出しを防ぐため、ドロワーオートクローズ機構(ドロワーを80%程度押し込むと吸い込むように引き込まれます)を採用しています。
また、同様の上位モデルには移動時に人や車や構造物との接触時に相手への衝撃を最小限
にするためトローリーの四隅に樹脂製プロテクターが付けられています。
拘りが詰まった、MADE IN GERMANY のHAZETツールトローリーは機能性と耐久性に優れた、
まさに一生モノの逸品です。
HAZET-JAPANでは個人のお客様へのHAZET-JAPANサイトでの販売だけではなく、法人のお客様への販売/リース/レンタルサービスもご用意いたしております。